VI-66シリーズ
エンジン運転中に連続してオイル消費量を測定する装置です。測定時間の短縮と測定精度の向上が実現しました。
台上で行われるエンジン性能試験において、エンジン運転中に連続して潤滑油消費重量を測定する装置です。
計量部・電装部と表示部に分かれており、計量部には高精度ロードセルと計量タンクを用いた重量測定機器、インダクションモータに直結された吸入・補給トロコイドポンプ、予備タンクおよび油流路配管などで構成され移動用キャスタが付いています。
操作・表示部は、表示器、出力ポート、速度制御ダイヤル、動作制御表示灯および令調整ダイヤルなどが取り付けられ、ロードセルアンプ、フィルタ回路などが内蔵された構成となっております。
項目 | 仕様 | |
検出器 (ロードセル) |
精度 | 非直線性0.03%R.O ヒステリシス0.02%R.O 繰返し性0.02%R.O 温度補償-10~70℃ 許容負荷150% |
機能 | 零調整 フィルタ |
0~±1000g LPFあり:0.1Hz LPFなし:3.5Hz |
表示 | 表示 分解能 |
ロードセル変位を質量表示 1g |
アナログ出力 | スケール | ロードセル出力を増幅し出力 -4000g/-4V 各温度計出力200℃/10V |
精度 | ロードセル:±0.5%F.S 各温度計出力:±0.5%F.S |
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システム構成 | 一体型 分離型 |
操作・表示部、計量部 操作・表示部と計量部が別体 |
一般仕様 | 電源 | AC200V 50/60Hz |
エンジンオイルパンの一定レベルより、潤滑油を吸入するポンプと装置からエンジン側へ補給するポンプ側に、高精度ロードセルと計量タンクを組合せた重量測定機構を用い潤滑油の減少量を重量として測定します。
・ヒーター温度調整機能(標準:ヒーター機能無し)
(計量タンク部ヒータ、ロードセル部ヒータ、ホース部ヒータ)
・表示部分離型(標準:一体型)
・電源電圧AC220V(標準:AC200V)
・パネル表記:英語(標準:日本)
・補給量調整:-2000g(標準:-4000g)
・補給側モータ減速比:1:29(標準:1:11)
国内自動車メーカ各社・建機メーカ各社・リングメーカ各社等、研究機関へ25年以上に亘り納入実績があります