富士計測システム株式会社

サポート
SUPPORT

「校正」とは

計測器の現状の精度・機能・動作を確認することです。(校正には計器を調整して誤差を修正することを含まない)

計測機器における「校正」の重要性

計測機器の精度は、設置されている環境(温度、湿度、他)や使用経過に応じて少しずつ変化していきます。計測機器で測定された値の精度が正当であること保証するためには、計測機器そのものを定期的に校正することが大切です。

トレイサビリティの重要性

計測機器の測定結果は、国で管理される共通した基準に基づいている必要があり、そのトレイサビリティの確立が求められています。測定後になって計測機器の精度が基準値を下回ることが発覚した場合、過去に遡ってデータの正当性を証明する必要があり、そのために多大な労力と費用をかけなくてはならない、といった事態を招くこともあります。

富士計測システムの校正・点検の特長

当社ではISO9001の規定に従って、認定計測管理者の管理・指導のもと校正作業を実施しています。筐体設計から電気回路、ソフトウェアの設計開発までを全て自社で一貫体制のもと製作しているため、高品質でスピーディなアフターサポートを、適性な価格でご案内することができます。基本的な校正・点検作業は、現状の状態で校正を実施します。校正結果が合格範囲に入っている場合も、当社調整実施基準に従って調整を実施します。調整後、再度校正を実施します。(合格範囲に入っている場合も調整を実施することにより次回の校正・点検時に不合格になる可能性を低減します。)計測機器の正当性を証明するために、定期点検後に ①試験成績書(調整前、調整後データ含む)、②校正証明書、③トレイサビリティ体系表 をご納品しています。製品により、オーバーホールサービスも実施しています。また、より効率的でスピーディな対応を実現するために、製品ごとに締結できる保守契約などもご用意しています。

修理

PCの故障、バッテリー交換、センサー交換など修理を行います。製品に不具合が生じているなど、故障かどうかの症状に関するお問い合わせは、下記「保守メンテナンスに関するお問い合わせ」からお問い合わせください。
また、効率的でスピーディーな対応を実現するために、製品ごとに締結できる保守契約なども用意しています。

メンテナンス対象となる製品群

・エンジン自動運転データ収集装置
・エンジン性能試験装置
・エンジン耐久試験装置
・T/M試験制御計測装置
・モータリング装置
・シャーシダイナモメータ操作計測盤
・実走シミュレーション運転装置
・ECU動作解析装置
・容積式流量計
・速度計試験装置
・電車制御回路訓練装置
・気動車総合回路試験装置
・シミュレーションソフトウェア

・重量式消費計
・潤滑油消費計測装置
・クランクアングル検出器
・スロットルアクチュエータ
・ATシフトアクチュエータ
・MTシフトアクチュエータ
・自動給油装置
・インバータテストテーブル
・NRTC
・デジタル圧力計
・極低速回転装置
・LLC温度流量調整装置
・オイル温度流量調整装置
・CVTテスター

・ABS恒温性能・耐久試験装置
・ブレーキ装置性能・耐久試験装置
・交流式電気動力計
・造波機制御装置
・自動更油装置
・自動オイルサンプリング装置
・気泡除去装置
・油中気泡自動測定装置